初めに断っておくが、私は昔から政治音痴の無党派である。
安倍首相が14日、参院補選、自民党公認候補者応援のために来県した。
地元紙にその内容が掲載された。
安倍首相は、会津での演説の冒頭で、「先輩が随分迷惑をかけたことをお詫びします」と謝罪した。
会津では、山口県と云えば長州、鹿児島県と云えば薩摩である。
山口県出身の安倍首相は、戊辰戦争において長州が会津に対して行なった非道を詫びた訳である。
これをある作家は、「歴史的な和解。今後は会津の人もわだかまりを氷解させるために努力すべき。」と評した。
安倍首相の謝罪には、飼い主に喉を摩られて気持ち良く目を細めてゴロゴロ喉を鳴らす飼い猫になったような、まんまと為て遣られた、そんな心持ちがする。
一国の首相が謝罪したからと云って、会津はこれを受け、特段、山口に近づく必要もないし、こちらから握手を誘う必要もない。
我関せず、これまで同様の態度でいい。
今回の安倍首相来県の目的は、自民党公認候補者応援のためであって、山口と会津の架け橋となるために訪れたのではない。
選挙前のパフォーマンスに過ぎない。
それを氷解したのどうのと、お門違いも甚だしい。
1945年8月3日は広島へ、その3日後の6日は長崎へ原爆が投下され、一つの爆弾で十数万人の一般市民が亡くなった。
世界唯一の被爆国である日本は、アメリカの、この悪魔の所業を、人類ある限り、永久に伝えていくのと同様、戊辰戦争において同民族が非情な殺戮を繰り広げた事実を決して風化させないために、会津は頑な姿勢を貫くべきである。
戦争は、絶対悪であることを伝えるために。
山口県萩市と手を結ぶ結ばないは、謝罪とは別問題である。
ましてや、会津藩士が眠る京都の金戒光明寺の副住職が云われるように、戊辰戦争における会津の、戦後処理はまだ終っていないのだから。
安倍首相が14日、参院補選、自民党公認候補者応援のために来県した。
地元紙にその内容が掲載された。
安倍首相は、会津での演説の冒頭で、「先輩が随分迷惑をかけたことをお詫びします」と謝罪した。
会津では、山口県と云えば長州、鹿児島県と云えば薩摩である。
山口県出身の安倍首相は、戊辰戦争において長州が会津に対して行なった非道を詫びた訳である。
これをある作家は、「歴史的な和解。今後は会津の人もわだかまりを氷解させるために努力すべき。」と評した。
安倍首相の謝罪には、飼い主に喉を摩られて気持ち良く目を細めてゴロゴロ喉を鳴らす飼い猫になったような、まんまと為て遣られた、そんな心持ちがする。
一国の首相が謝罪したからと云って、会津はこれを受け、特段、山口に近づく必要もないし、こちらから握手を誘う必要もない。
我関せず、これまで同様の態度でいい。
今回の安倍首相来県の目的は、自民党公認候補者応援のためであって、山口と会津の架け橋となるために訪れたのではない。
選挙前のパフォーマンスに過ぎない。
それを氷解したのどうのと、お門違いも甚だしい。
1945年8月3日は広島へ、その3日後の6日は長崎へ原爆が投下され、一つの爆弾で十数万人の一般市民が亡くなった。
世界唯一の被爆国である日本は、アメリカの、この悪魔の所業を、人類ある限り、永久に伝えていくのと同様、戊辰戦争において同民族が非情な殺戮を繰り広げた事実を決して風化させないために、会津は頑な姿勢を貫くべきである。
戦争は、絶対悪であることを伝えるために。
山口県萩市と手を結ぶ結ばないは、謝罪とは別問題である。
ましてや、会津藩士が眠る京都の金戒光明寺の副住職が云われるように、戊辰戦争における会津の、戦後処理はまだ終っていないのだから。
コメント
誰かが言っていました。足を踏んだ方はその事を忘れるが、踏まれた方はその痛みを忘れないと。
第1番のコメントは正義の目方先輩と期待しておりました。
ありがとうございました。
先輩のブログ、首を長くしてお待ちしています。